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PROJECT STORY

「ドタバタでも前進あるのみ!商品開発」篇

2018年02月

  • 企画担当:大野 隆

    商品開発部/2000年入社
    企画開発リーダー
  • 企画担当:山田浩生

    商品開発部/2006年入社
    企画開発リーダー

ギョーカイ初挑戦!「車種専用商品」開発物語 <2>

新商品を世に送り出す開発者たちの冷や汗は、いつもどこかで流れている。

大野さんが開発の部署にやってきたのはボクが入社4年目ぐらいの頃かな。もともと北海道のヒトなんですよね。しかも営業担当だったんですよね。

生まれも育ちも北海道。この会社の札幌営業所に勤務してた。まさかの転勤だよ。愛知県に本社がなければ、全然縁のない土地だし。生活も仕事もすべて変わって、いきなり転職しちゃったような気分だったなあ。仕事も全然意味がわかんないし。「ABSだと強度に問題があるからポリカで検討しよう」なんてミーティングで話してる。は?ポリカ?何ソレ?…って。

そういえば大野さんが開発にやってきた頃はタイヘンでしたよね。何でも詰め込まれていくつもの案件が同時進行していて掛け持ちだらけ。最初は何の担当してたんですか?

汎用品のカーテンだった。任せっぷりのいい会社だよ。いきなり全部やることになって。販売予測だけじゃない。あの当時は発注ロット、製品仕様、物流、出荷…。全部どうするかを考えて、判断して‥‥って、プチパニック!!
ああ、札幌に帰りたい。営業に戻りたい!っていつも空を眺めてた。

開発って特殊な仕事ですからねえ。営業からの異動だと、たしかにわけがわからないですよね。よく耐えましたね~。

アクアの車種専を担当するまでに2年間で100種類以上やったかなあ。常に10種類ぐらいは同時に動いていたからね~。で、毎日何かがどこかでつまづいていたよ。もうわけわかんない。でも、初めて車種専を担当することになって、なんか違うスイッチが入ったんだよなあ。

汎用品と違って開発期間が短いし、販売のチャンスを逃せないですからね。機能とデザインとコストのイメージすることから始めましたね。ホンモノのパーツが入手できるまでは、雑誌のリーク写真なんかを眺めてデザインのイメージしたり…。

汎用品でさえ確実な売れ行きが読めないのに、車種専用だとクルマの販売台数にも大きく影響してくる。どのぐらい売れるのかなんて予言者でもわかんない世界。それにクルマのグレード感によっても価格設定が変わる。想定より安く製造できた!なんてことはまずないから。だから最初にやりたいことを全部盛り込んで、そこから引き算していくわけ。

ぼくら企画開発の仕事は図面が上がるまで。それとパッケージデザイン。量産がスタートすると製造開発。商品が市場に流通し始めると商品部。今は担当が細かく分かれています。スタートする前の段階で商品コンセプトをしっかりと統一して進めていくので、各部署でもコンセプトを腹落ちさせて進められるのは、槌屋ヤックの本当にいいところだと思います。

もうね。オレ最近なんてパッケージオタクになってるよ。いろんな商品のパッケージを見ると全部バラしてみたくなるし、買物に出かけても陳列や売り方がとにかく何でも気になっちゃう。職業病だな。

車種専のドリンクホルダーは、デザインがクルマの内装にマッチしすぎるから、クルマに取り付けた商品写真を紹介してもなかなか目立たない。どうやってパッケージでアピールするかも考えました。ところでそんなにパッケージオタクなら、そろそろ営業よりも楽しくなってきましたか?

もうウチの子なんかは、北海道弁を一切しゃべれないほど愛知県人。そんな家族をみていると、ここでひと花咲かせたいと思うわけさ!ヒット商品を世にバンバン送り出して頑張るしかない!